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症状・原因・ケア方法…首のヘルニアQ&A

首に起こるヘルニアの原因、症状、予防方法をまとめています。

知っておきたい首のヘルニアの原因・症状・予防法

首のヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)の原因や症状、予防方法など気になる疑問について調べてまとめました。

一つ目は、頸椎や椎間板、脊柱管などのそれぞれのはたらきを解説しています。また、ヘルニアにかかると激痛が走る原因についても調べています。

次に二つ目は、頸椎ヘルニアの主な症状について解説しています。進行度合いに応じて症状をまとめているので、状態を客観的にチェックする際に活用してみてください。

三つ目は、頸椎椎間板ヘルニアになる原因を解説しています。首を痛めやすい人が陥る生活習慣も紹介しています。

四つ目は、ヘルニアの治療で手術が必要になる段階を調査しました。また、椎間板ヘルニアと似た症状が現れる病気についてもリサーチしています。

五つ目は、治療を受ける病院の選び方を紹介しています。専門医がいるか、実績の数など、ポイントごとにまとめています。

最後に六つ目は、万が一ヘルニアにかかってしまった場合、日常生活で気をつけたいことや、自分でできるケア方法、予防方法をまとめています。

まずは頸椎椎間板ヘルニアのことを詳しく知ることが完治への第一歩です。ぜひここでヘルニアの基礎知識を身に着けておきましょう。

しかし自己診断は禁物です。ヘルニアと思われる症状が現れたら、早急に専門の病院へかかりましょう。

頸椎椎間板って何?

頸椎椎間板とは、頭を支える首の部分にある7つの椎骨(頸椎)の間にそれぞれクッションの役割として存在している軟骨のことです。この軟骨が椎間板と呼ばれています。椎骨の中にはトンネル状の空間(脊柱管)があり、その中には脊髄と呼ばれる神経が通っています。頸椎椎間板には、何らかの理由で中の髄核が飛び出してしまう場合があり、肩や腕、手などの上半身に症状が現れる「頸椎椎間板ヘルニア」となります。

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どんな症状が出る?

頸椎椎間板ヘルニアは損傷位置によって症状の出方が変わります。上部に異常がある時は首の痛みや肩こりなどが、下部に異常がある時には腕や指に痛み、しびれが出ます。ボタンがかけられないなどの巧緻運動障害が代表的ですが、知覚神経が圧迫されることによる歩行障害や失禁なども症状のうちに数えられます。ヘルニアは進行度によって症状が変わり、初期から後期まで3段階に分けられます。早期発見・早期治療のため、痛みを感じた場合はすぐに病院を受診するようにしましょう。

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何が原因?

首が痛む場合、頸椎椎間板ヘルニアを疑うことができます。椎間板の老化やケガ、姿勢のクセなどさまざまな原因が考えられますが、デスクワークや運動不足など日常生活の習慣が頸椎椎間板ヘルニアを引き起こす場合があります。椎間板ヘルニアは髄核と繊維輪の破壊の状態によって2種類に分けられ、髄核が飛び出した「脱出型」と、繊維輪が突出した「膨隆型」があります。

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予防法は?

頸椎椎間板ヘルニアは再発率が40%から80%と高く、日常生活から予防を心掛けることが大切です。正しい姿勢、うつぶせ寝を避ける、ストレッチをする、頭の高さに合う枕を選ぶ、入浴して首を温めるなどの工夫が大切です。反対に、体を冷やしたり、首を反らす、長時間パソコンに向かう、ストレスを放置するなどの行為は頸椎に大きな負荷がかかるため避けるようにしましょう。

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どうなると手術が必要?

頸椎椎間板ヘルニアの手術の基準としては、日常生活に支障が出るような症状が多く、手足の感覚異常や手指の動作が難しい、尿意がコントロールできないといった場合です。ただし手や足の指に麻痺が出ている時には早急に対応が必要です。ヘルニアと間違いやすいものとして、頸椎周辺の病気(頸椎症やむちうち、緊張性頭痛、五十肩など)にも似たような症状がみられます。

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治療の流れや治療期間は?

ヘルニアは初期段階であれば首や肩に違和感が出る程度です。基本的には1週間以上の安静が必要で、手術後は患部が落ち着くのを待って手術の翌日からは歩行訓練などリハビリテーションが始めます。中期段階の場合は痛みの程度に応じて保存療法を続け、薬の服用と併せてリハビリを受ける必要があります。後期段階に入ると、術後の経過により入院期間が異なり、薬物療法や理学療法を行います。

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どんな病院を選べば良い?

頸椎椎間板ヘルニア治療のためには、ヘルニアの治療実績が豊富な病院を選ぶと良いでしょう。治療方針や料金が明確で、整形外科医の中でも脊椎などの専門医が在籍している病院が理想的です。整形外科がヘルニアの対症療法ではなく完治に力を入れているかどうかもチェックしておきたいポイントです。病院のホームページだけでなくインターネットで口コミもチェックしておくと安心です。

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日頃のケア方法は?

頸椎椎間板ヘルニアの痛みを緩和するためには、正しい姿勢で立つ・座ることを心掛けましょう。次にストレッチをして首の緊張をほぐすようにして、血行を促進させましょう。お風呂などで血行促進をうながす方法も有効です。スポーツができる場合は、軽いスポーツや水中ウォーキングで体を動かすとよいでしょう。痛みが強い時は無理に動かさず、首を反らしたり激しい運動(上下動が出るもの)は避けましょう。

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手術にリスクはある?

頸椎椎間板ヘルニアの手術は前方と後方からそれぞれ行う2種類の降圧術に分けられます。前方からの除圧では気管や食道を傷つける可能性、そこからの嚥下障害が起きる可能性があります。後方からの除圧から筋肉を切開するので、手術後には肩のコリを感じる場合が多いと言われています。手術では巧緻運動障害や感覚障害などの後遺症が残ることがありますが、日常生活の動作や姿勢のクセに注意することで後遺症を軽減することができます。

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特徴とは?

頸椎椎間板ヘルニアの特徴としては首や肩、腕などに異常が出始め、徐々に頭部や下半身にも症状が広がる可能性があり、症状が進行するほどに非常に多くの症状を呈することになります。腰椎椎間板ヘルニアは腰部から下に症状がみられますが、頸椎椎間板ヘルニアは排尿障害など全身に症状が起きるという特徴があります。自然治癒は難しいので早期に病院を受診したいところですが、日常生活の中では姿勢を正しく保つこと、頭の高さに合う枕を選ぶことなどが予防法となります。

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治療中仕事はできる?

頸椎椎間板ヘルニアの治療法は安静にすること、保存的療法などが主となります。椎間腔を拡げて炎症を和らげる頸椎牽引療法、頸椎を固定する頸部カラーによる固定、筋弛緩剤や消炎鎮痛剤、ビタミンB錠剤を併用することもあります。保存的療法に効果がみられない場合は手術的療法を選択し、ヘルニアを取り除いたり、脊髄への圧迫を除去する治療を行います。ヘルニア治療中は安静が第一ですが、体にかかる負担が少なければ早期に日常生活に復帰することができます。

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手術費用の目安や相場は?

頸椎椎間板ヘルニアの手術には、体にかかる負担が少ない減圧手術であるPLDD法やPED法が挙げられます。費用相場としては最先端治療のため全額自己負担となりますので、70万円から90万円が目安となります。摘出手術は直視下もしくは内視鏡下によって行われるほか、顕微鏡下で行う小さな術式もあります。切開をともなう手術は頸部の前方と後方のそれぞれから行う方法があります。

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自分で治すことはできる?

私たちの神経には運動神経と知覚神経があり、背骨の中の脊髄を使って命令や情報を伝達しています。脊髄は頸部にも通っており、頸部における7つの骨は頸椎と呼ばれ、頸椎を支えるクッション材が椎間板と呼ばれる組織です。ヘルニアを自分で治すためには、普段から姿勢の修正や筋力トレーニング、ストレッチなどを行うと良いのですが、セルフケアでヘルニアが悪化する可能性もあるため、まずは専門医への受診をおすすめします。

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睡眠時に気を付けたいこと

頸椎椎間板ヘルニアは肩や上腕のしびれや痛みなどに始まりますが、姿勢や動作によってさらに悪化するおそれがあります。睡眠中の首の動きを抑えるためには「ナイトカラー」を使うこともできますが、ナイトカラーを使うことによって首の筋力が低下するおそれがあるため、首に負担のかからない枕や首が後ろに反らない高さの枕を使うなど、日常生活から予防することもできます。

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その他首のヘルニアQ&A

治療に年齢制限はある?

頸椎椎間板ヘルニアは、初期の段階ではまだ手術を検討すべきではなく、ブロック注射や痛み止めの内服などを続けながら様子を診ていきます。

それでも症状が改善しない場合は手術を検討することとなりますが、年齢や体格などに応じて手術の方法が異なる場合もあるため、事前に医師としっかり相談をするようにしましょう。

担当医から、患者さんごとにふさわしい治療法が提案されますが、いくつかの手術法が検討される場合は、どれにするかを決めなければなりません。

お子さんや高齢者など、体力や体格の問題により手術が難しいと判断される場合には、別の病院の医師に意見を聞くこともできます。これを「セカンドオピニオン」と呼び、必ずしも一つの病院で納得することはありません。

一つめの病院の医師に同意ができない、または年齢制限がかけられてしまうような場合には、確実に治療が可能で、高い技術力を持つ別の病院を訪ねることをおすすめします。

治療で後遺症は残る?

手術は原則として、首の前側から行う方法(頸椎前方到達法)が行われ、気管と食道を引き寄せながら、頸椎の一部を削って脊髄の方へと目指します。脊髄への圧迫を除去し、その後頸椎にできた空間に骨などを挿入して、排液を行って手術を完了します[1]。

これらの手術の際、頸椎のまわりには太い血管や重要な神経が通っているため、手術療法によるリスクは少なからず伴います。第一に、食道や頸動脈の損傷、硬膜(脊髄を包んでいる組織)などの損傷などがリスクとして挙げられます。

また、頸椎削除の際に使う器具による脊髄や神経の損傷、術後に血腫が生じることによる脊髄の圧迫、移植した骨の脱落や傷口の感染、上肢の挙上障害や、まれに深部静脈血栓症などがみられる場合もあります。

最近では顕微鏡などを使った、低侵襲タイプの治療が行われており、このような手術下では、慎重に操作を行うことで症状を軽くし、痛みも軽くすることができます。

術後の後遺症については、手足のしびれや巧緻運動障害などが残る可能性がありますが、病状が出現してから手術に至るまでの期間が長くなるほど、術後に現れる後遺症の予測が難しくなると言われています。

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治療が受けられない人はいる?

頸椎椎間板ヘルニアは、症状の出現からすぐに手術を行うのではなく、初めのうちは保存的療法や安静、姿勢の改善などによって様子を診ます。この時点で治療が受けられないということはなく、患者さんすべてが安静を必要とします。

上肢に放散するような痛みだけが出ている場合には保存的療法もしくは安静によって治すことができます。ただし、麻痺や筋肉の委縮が起きている場合には、悪化の可能性を鑑みてさらに一歩進んだ治療が必要となります。

頸椎椎間板ヘルニアは放置していると神経症状が現れたり、神経症状が進んで脊髄に不可逆の変化が生じてしまう可能性もあります。このようなリスクを軽減するためにも、患者さんの状態に応じた治療が必要となります。

保存療法としては牽引や頸部のカラー固定、マッサージなどがありますが、患者さんによってはこれらの方法で逆に症状が悪化する可能性もあり、その場合は保存的療法が受けられないとされます。

保存的療法でも効果がみられない、またはさらに悪化する可能性がある際には手術治療が検討されます。

治療に痛みはある?

頸椎椎間板ヘルニアの治療は保存的療法から始まりますが、牽引や頸椎カラーなどの治療によって、かえって痛みを生じる場合もあります。

これは頸椎の状態やトラブルの出ている箇所の状態により異なり、治療によってかえって症状が悪化すると思われる場合には、別の治療法を選択することになります。

痛みではなく「しびれ」が治療によって出ることもありますが、保存的療法でしびれがかえって強まるようであれば、やはり手術療法を検討する必要があるでしょう。

手術治療では全身麻酔下で手術を行うため、治療中の痛みはありません。ただし術後に頸部に神経障害が出るケースもあり、その場合には痛み止めなどを飲みながら様子を診ます。

場合によっては歩行障害、巧緻運動障害など、神経や脊髄を損傷することによる後遺症が出る可能性もあるため、慎重に手術を行い、経過を診ていかなければなりません。

病院にいくかどうかの判断の仕方は?

頸椎椎間板ヘルニアは、首や肩、腕などに痛みやしびれが現れたり、箸が持ちにくくなる、ボタンがかけづらくなるなどの障害のほか、脊髄への障害によって歩行に困難をきたすことがあります。

頸椎の椎間板は加齢によって変化し、後方に飛び出してヘルニアとなることがあります。

悪い姿勢やスポーツ、仕事・作業などによって誘因なく発症するおそれがあるため、これらの症状が現れた場合には、放置せずに専門医を受診することをおすすめします。

病院での診断方法としては、頸椎を反らせることで腕や手に痛みやしびれが出るか(あるいは増すか)を診ます。その他、握力の測定や感覚が鈍くなっているか否か、MRIによる画像診断などにより、ヘルニアの有無を確定します。

症状を放置していると悪化する可能性もあるため、早期発見・早期治療のためにも早めの受診が重要です。

治療に保険は適用?

入院や手術については健康保険が適用されますが、術式によって費用が異なるため注意が必要です。また、レーザーによるPLDD法には健康保険が適用されないため、事前に医師と話し合いのうえで治療方針を決定していくことが大切です。

医療保険における給付金については、保険商品の契約加入後であれば、頸椎椎間板ヘルニアの治療にかかる保険金や給付金が支払われます。

ただし契約は生命保険会社によって異なり、また契約前に発症している頸椎椎間板ヘルニアの場合、入院や治療をしても支払いの対象とならないため注意が必要です。

契約以前の事故などによるもの、また契約から数年が経過した後に開始した頸椎椎間板ヘルニアなどについても、支払いの対象から外れる場合があります。

ただし最近では、通常の医療保険よりも加入条件が緩和されている医療保険商品もあるため、頸椎椎間板ヘルニアが悪化した場合でも入院・手術が保障される場合もあります。

治療期間中行ってはいけない事は?

頸椎椎間板ヘルニアの治療中には、首の安静保持が基本となります。激しい運動や無理に患部を動かすことは避け、悪い姿勢も積極的に正すようにしましょう[2]。

趣味のスポーツや激しい運動、重労働なども患部に負担をかけるおそれがありますし、日々のデスクワークでも知らないうちに首に負担をかけるおそれがあります。

首の状態に不安がある場合は頸部カラーによって固定を行うのが望ましく、それでも痛みが強い場合には消炎鎮痛薬の服用なども併用します。

薬を勝手に中断したりせず、痛みやしびれに対してはそのつど医師の診断に従うことがベストな改善策となります。

治療を行っている間は安静を心掛け、自宅や外出先でも頸部を動かしたり、不安定な姿勢を取ったりしないようにしましょう。うっかり重いものを持ち上げたりしないように、患部を最優先にして行動するようにします。

重労働や首に負担のかかる作業をしている方は、頸部への負担を避けるため職場に事情を伝え、首に負担のかからない仕事などを引き受けるようにしましょう。

幼い子がいるご家庭では、育児などで赤ちゃんや小さなお子さんを抱くことで重さが体の前にかかり、前かがみとなって頸部に負担をきたすケースもあります。

患部が回復しないうちは首に余分な負荷をかけないよう留意し、姿勢のクセや毎日の習慣など、どのような場面でも首への負担に注意する必要があります。

【参考URL】

参考[1]:『頚椎椎間板ヘルニアとは-手術療法-』日本脊髄外科学会
http://www.neurospine.jp/original24.html#anc06

参考[2]:『頸椎椎間板ヘルニア』日本整形外科学会
http://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_006.pdf

 
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