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郡山青藍病院

椎間板ヘルニアの治療として「PODD」を取り入れている奈良県の郡山青藍病院を紹介します。

郡山青藍病院の椎間板ヘルニア治療とは

イメージ
引用元:郡山青藍病院HP
https://www.seiran.or.jp/

郡山青藍病院は救急指定病院として多くの緊急外来を受け入れている病院で、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛など腰痛の専門治療もおこなっています。

ヘルニアの治療方法ではレーザー治療のPLDD法、オゾン治療のPODD法、内視鏡を使用するMED法など様々な方法を提供しています。1人ひとりの症状に合わせて適切な治療方法を選択できる体制づくりが魅力の病院です。

レーザー治療やオゾン治療は診察から手術完了までの時間が短く、日帰りも可能。そのため近隣からだけでなく、遠方から治療を受けに来る人もいます。

郡山青藍病院で注目したい椎間板ヘルニア治療

PODD(経皮的オゾン椎間板減圧術)

郡山青藍病院で受けられる治療方法の1つがPODD(経皮的オゾン椎間板減圧術)です。PODD法は保存療法ではあまり効果が出ていない場合で、外科手術までは必要としない比較的症状の軽いヘルニア治療に用いられています。

局部麻酔をおこなったあと、痛みや痺れの原因となっている椎間板へ針を刺します。刺した針からオゾンガスと酸素を混ぜたガス(混合ガス)を注入。注入されたオゾンによって飛び出ている椎間板のヘルニアの容量を減少させ神経への圧迫を軽減(減圧)させます。

オゾンには消炎鎮痛効果があるため、治療する箇所が炎症を起こしていても直接的に治療できるのが特徴です。PODD法は手術療法と保存療法を合わせた治療としても活用されています。

PODD(経皮的オゾン椎間板減圧術)の方法・流れ

  1. レントゲン、MRI検査をおこない、手術の適応診断をおこなう。
  2. 局部麻酔をおこない、椎間板へガスを注入するための注射。
  3. 刺した針からオゾンと酸素の混合ガスを注入。
  4. 混合ガスによりヘルニアの減圧をおこない、容量を減少させ神経への圧迫を軽減。

ACDF治療の所要時間・治療期間(回復までの期間)

1か所15分程度、日帰りで手術を受けられる

期待できる効果

  • 痛みや痺れを軽減。

椎弓形成手術のメリットデメリット

<メリット>

  • ほとんど出血がない。
  • 手術時間が短く、日帰りも可能。
  • 針を通すだけなので傷が残りにくい。

<デメリット(考えられるリスク・合併症)>

  • すべてのヘルニアに対して効果があるわけではない。
  • 複数回にわたって治療を受けなければならない場合がある。

費用

【自費診療(保険適用外)】1か所:400,000円(税抜)2か所:480,000円(税抜)3か所560,000円(税抜)
1泊につき15,000円

MED法(内視鏡下椎間板摘出術)

MED法は痛みや痺れなどが強い、中~重度の椎間板ヘルニアの場合に行われる手術の1つです。全身麻酔ののち、うつ伏せの状態から背中の治療する箇所を2cmほど切開し、内視鏡を挿入します。内視鏡で位置を確認しながら鉗子(かんし)と呼ばれる手術器具で突出した部分を切除します。

MED法の方法・流れ

  1. CT撮影またはレントゲン撮影をおこない手術に適応できるか確認。
  2. うつ伏せの状態で背中を2cmほど切開。
  3. 切開した場所へ内視鏡を挿入し、切除する場所を確認。
  4. 痛みの原因である突出した箇所を切除し、神経への圧迫を軽減。

ACDF治療の所要時間・治療期間(回復までの期間)

手術時間は約1時間
入院期間は約1週間

期待できる効果

  • 患部の痛みやしびれが軽減。

椎弓形成手術のメリットデメリット

<メリット>

  • 術後の痛みも小さく、合併症のリスクも抑えられる。
  • 手術時間が約1時間と、外科手術としては短い。
  • 健康保険が適用可能。

<デメリット(考えられるリスク・合併症)>

  • 神経症状の悪化。
  • 切開した箇所に血腫ができる可能性がある。
  • 内視鏡手術の共通のリスクとして
    術部を直視せずモニターで確認しながら手術をおこなうため、医師の技術力や経験が不足していると重大な事故を起こす可能性もある。

費用

【保険診療】(3割負担) 210,000~270,000円

高額医療費による自己負担の場合
ア)標準所得の月額が83万以上の場合:約 ¥290,000
イ)標準所得の月額が53万~79万の場合:約 ¥210,000
ウ)標準所得の月額が28万~50万の場合:約 ¥120,000
エ)標準所得の月額が26万以下の場合:¥57,600
オ)低所得者(住民税非課税):¥35,400

MD法(顕微鏡下椎間板摘出術)

MD法は、中~重度の椎間板ヘルニア治療に用いられる外科手術です。3cm~5cmほど皮膚を切開し、顕微鏡で治療する場所を確認します。神経を圧迫している部分を鉗子(かんし)で切除します。

顕微鏡によって治療箇所を細かく確認できるので、MED法よりも術後のリスクを抑えられるのが特徴です。

腰だけでなく頸椎のヘルニア治療にも対応でき、すべり症や脊柱管狭窄症などの合併症の手術にも用いられます。

MD法の方法・流れ

  1. CT撮影またはMRI撮影をおこない、その後診察。
  2. 3cm~5cmほど皮膚を切開し、顕微鏡を挿入。
  3. 顕微鏡で位置を確認しながら鉗子で突出した部分を切除。

ACDF治療の所要時間・治療期間(回復までの期間)

手術時間は約2時間
入院期間は約2週間

期待できる効果

  • 患部の痛みやしびれが軽減。

椎弓形成手術のメリットデメリット

<メリット>

  • 色々なタイプのヘルニアに対応可能。
  • MED法に比べてリスクを抑えられる。
  • 健康保険が適用可能。

<デメリット(考えられるリスク・合併症)>

  • 神経症状の悪化。
  • 切開した箇所に血腫ができる可能性がある。

費用

【保険診療】(3割負担) 200,000円~250,000円

高額医療費による自己負担の場合
ア)標準所得の月額が83万以上の場合:約 ¥252,600
イ)標準所得の月額が53万~79万の場合:約 ¥170,000
ウ)標準所得の月額が28万~50万の場合:約 ¥90,000
エ)標準所得の月額が26万以下の場合:¥57,600
オ)低所得者(住民税非課税):¥35,400

そのほかの頚椎椎間板ヘルニアの治療方法

ハイブリッドレーザー治療、PLDD法(経皮的レーザー椎間板減圧術)、薬物療法・神経ブロック・リハビリ治療

郡山青藍病院の基本データ

     
郡山青藍病院
所在地 奈良県大和郡山市本庄町1-1
アクセス JR大和路線郡山駅下車、駅前からバス・タクシーで約5分
電話番号 代表:0774-98-2123
腰痛治療に関するご相談・予約:0743-56-4449
治療実績 腰痛の治療実績
累計2,732件
平成7年度(1995)~平成27年3月末(2014年)
対応している頚椎椎間板ヘルニアの治療方法 ハイブリッドレーザー治療、PLDD法(経皮的レーザー椎間板減圧術)、PODD法(経皮的オゾン椎間板減圧術)、MED法(内視鏡下椎間板摘出術)、MD法(顕微鏡下椎間板摘出術)、薬物療法・神経ブロック・リハビリ治療
診療科目 内科・循環器内科・消化器内科・外科・脳神経外科・整形外科・消化器外科・肛門外科・呼吸器内科・神経内科・皮膚科・泌尿器科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科
【その他】
脳ドック・心臓ドック・腰痛外来(腰椎間板ヘルニアレーザー治療)
診療時間 総合受付 月・水:9:00~12:00, 17:00~19:00 火・木・金・土:9:00~12:00、夜診:休診
※腰痛の専門治療・椎間板ヘルニア・レーザー手術は完全予約制。
休診日 日・祝日、年末年始、3/31