頸椎椎間板ヘルニアの診療・手術治療において、各都道府県の「日本脊髄外科学会」に籍を置いている医師が居る病院を紹介しています。
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骨や関節の治療を行うことを専門としているのが、整形外科医です。そのため、頚椎椎間板ヘルニアの治療行う診療科の一つに、整形外科があります。そして、多くの整形外科医が所属する学会に日本整形外科学会があります。
最近の医療の世界では、治療の際にメスを入れる箇所や大きさをできるだけ少なく小さくしようとする傾向が見られます。
そのため、頚椎椎間板ヘルニアの治療にも、内視鏡といって胃カメラの時に使うような機器を使い治療することが増えてきています。
日本整形外科学会の中では、リウマチやリハビリテーション・スポーツなど、それぞれの専門医がいます。そして、日本脊髄外科学会内部でそれぞれの部会があり、認定制度を設けています。
医師の氏名や所属する病院は、地域ごとに分けて学会のホームページ上で確認することができます。
どのような治療法、手術であっても医師は必ず患者さんご本人やそのご家族に説明をした上で、同意を得る必要があります。(インフォームドコンセント)
その際に、医師にしておきたい質問をいくつかご紹介しましょう。
一つ目は、手術によって好ましくない症状が新たに生まれてしまう可能性です。合併症などと呼ばれることもあります。合併症は、必ず生じるという訳ではありません。どれくらいの確率で合併症が生じるのか、また、どのような症状が予測されるかについて聞いておきましょう。
二つ目は、手術後は何日後に動けるようになるか、退院できるかについてです。手術の際に、どれくらいの組織に傷をつけるのかによって、手術後に必要となる安静の日数が異なります。多くの人は、できるだけ早く動き退院したいと望むものです。
三つ目は、手術後に必要となる治療についてです。多くの場合、手術前に生じていた筋力の低下や首から肩にかけての筋肉の痛みやコリを和らげるために、リハビリが行われます。 時に、退院後もリハビリが必要となることがあります。
手術前後で気になることは、きちんと聞いておくことをおススメします。ちなみに、手術にかかる費用や、助成制度については社会福祉士に相談すると良いでしょう。