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頸椎椎間板ヘルニアとは?

頸椎椎間板ヘルニアとは、首の骨(頸椎)と骨の間にある「椎間板」の組織が傷ついて外に飛び出し、脊髄や神経が圧迫されて起こる病気です。
首の痛み・肩こりをはじめ、手のしびれ・頭痛やめまいが起こることもあります。重症になると歩けなくなることもあるので、けっして軽く見てはいけません。頸椎椎間板ヘルニアの原因は加齢や負荷のかかる姿勢、ケガなどさまざまですが、最近は若年層にも急増しています。

頸椎椎間板ヘルニアにはさまざまな治療法がある

頸椎椎間板ヘルニアイメージ

頸椎椎間板ヘルニアを発症すると、はじめは首や肩が痛い、腕や手がしびれるといった症状が現れます。とてもつらいですよね。
医療機関を受診すると、まずは安静を保ったうえで保存療法が行なわれます。保存療法には、頸椎の牽引や温熱治療、消炎鎮痛剤の内服などがありますが、強い痛みがある場合は神経へのブロック注射を行うこともあります。
保存療法を続けてもつらい状態が続いたり、日常生活や仕事に支障をきたす場合には手術を考えることになります。大事なのは我慢せず、症状が軽いうちに受診すること。まずは、どんな治療があるのか、頸椎椎間板ヘルニアの代表的な保存療法と手術療法を知りましょう。

代表的な保存療法

保存療法は、外科的な治療をせずに今起きている痛みやしびれを取る対処的な治療です。
複数の治療を並行して行う場合もあります。代表的な治療には次のようなものがあります。

対応する症状レベル 軽度~中度 軽度~中度 軽度~重度 中度~重度
治療方法 ネックカラー・PC・スマホの制限・ストレッチ 温熱・牽引・カイロプラクティック・整体 消炎鎮痛剤・ビタミン剤 トリガーポイントや神経への局所麻酔剤・抗炎症剤・ステロイド剤の注射
治療期間 毎日 1~2週間に1回 痛みがあるとき 1~2週間に1回
治療費の目安 ※ネックカラー(1,000円程度) 保険適用
初診1,000円~2,000円程度
再診600~1,000円程度
1回、1,000円~3,000円程度 保険適用
初診3,500円、
再診1,500円程度

頸椎椎間板ヘルニアの保存療法の
さらに詳しい比較表はこちら

代表的な手術療法

手術療法は、外科的な治療によって頸椎椎間板ヘルニアの根本的な治癒を目指す治療です。安静治療などの保存療法と並行して行う場合もあります。
代表的な手術の違いを見てみましょう。

対応する症状レベル 軽度~中度 中度~重度 軽度~重度
治療方法 レーザーによる神経の減圧治療 内視鏡下での摘出手術 切開による椎間板除去による神経の減圧手術
メリット 局所麻酔
体への負荷が少ない
傷がわかりにくい
日帰り可能
傷口が小さい
入院期間が短い
病変を根本的に治療
輸血の必要がない
保険適用
デメリット 医師の高度な技術が必要
進行度合いにより効果が出ない場合あり
保険適用外
全身麻酔
周辺器官を傷つける可能性
医師の高度な技術が必要
一部保険適用外
全身麻酔
身体への負担が大きい
入院期間が長い
傷口が大きい
治療期間 手術は15分程度
日帰りが可能
手術は1~2時間程度
入院期間1~2日
手術時間は2~3時間
入院期間は2週間程度
治療の目安 自費治療
(45~95万円)
自費治療
(130万円+入院差額)
※保険適用の場合(25~30万+入院差額)
保険適用
(40~60万円+入院差額)

頸椎椎間板ヘルニアの手術療法の
さらに詳しい比較表はこちら

保存療法

対応する症状レベル
軽度~中度
治療方法
ネックカラー・PC・スマホの制限・ストレッチ
治療期間
毎日
治療費の目安
※ネックカラー(1,000円程度)
対応する症状レベル
軽度~中度
治療方法
温熱・牽引・カイロプラクティック・整体
治療期間
1~2週間に1回
治療費の目安
保険適用
初診1,000円~2,000円程度
再診600~1,000円程度
対応する症状レベル
軽度~重度
治療方法
消炎鎮痛剤・ビタミン剤
治療期間
痛みがあるとき
治療費の目安
1回、1,000円~3,000円程度
対応する症状レベル
中度~重度
治療方法
トリガーポイントや神経への局所麻酔剤・抗炎症剤・ステロイド剤の注射
治療期間
1~2週間に1回
治療費の目安
保険適用
初診3,500円、再診1,500円程度

保存療法のさらに詳しい比較表はこちら

手術療法

対応する症状レベル
軽度~中度
治療方法
レーザーによる神経の減圧治療
メリット
局所麻酔
体への負荷が少ない
傷がわかりにくい
日帰り可能
デメリット
医師の高度な技術が必要
進行度合いにより効果が出ない場合あり
一部保険適用外
治療期間
手術は15分程度
日帰りが可能
治療の目安
自費治療(45~95万円)
対応する症状レベル
中度~重度
治療方法
内視鏡下での摘出手術
メリット
傷口が小さい
入院期間が短い
デメリット
全身麻酔
周辺器官を傷つける可能性
医師の高度な技術が必要
保険適用外
治療期間
手術は1~2時間程度
入院期間1~2日
治療の目安
自費治療
(130万円+入院差額)
※保険適用の場合(25~30万+入院差額)
対応する症状レベル
軽度~重度
治療方法
切開による椎間板除去による神経の減圧手術
メリット
病変を根本的に治療
輸血の必要がない
保険適用
デメリット
全身麻酔
  • 身体への負担が大きい
  • 入院期間が長い
  • 傷口が大きい
治療期間
手術時間は2~3時間
入院期間は2週間程度
治療の目安
保険適用
(40~60万円+入院差額)

手術療法のさらに詳しい比較表はこちら

Point

保存療法でも改善しない場合は「手術」という選択へ

頸椎椎間板ヘルニアの保存療法は、あくまでも一時的に痛みを取りながら安静にして様子を見る治療です。保存療法を続けてもなかなか症状が改善しない場合は手術が必要になります。
手術は頸椎椎間板ヘルニアの根本的な治療として有効な方法です。症状が重症化しないうちに手術を受けることで、より早い回復が可能になります。
とはいえ、神経が集まった重要で繊細な場所「頸椎」の手術には、医師のより高度な技術が必要になります。病院選びは慎重に行う必要があるのです。
体に負担の少ない手術を行っていたり、実績の豊富な病院を以下のコンテンツで紹介しております。参考にしてみてください。

頸椎椎間板ヘルニアとは?気になるQ&A

首回りが痛い、手がしびれる。もしかして椎間板ヘルニアかも?…と悩んでいる方、治療をこれから受ける方。すでに診断されて治療中の方も、まずは頸椎椎間板ヘルニアに関する基本的な知識、治療に関する知識、日常生活での注意点など理解を深めておきましょう。誰もが気になりそうな項目を集めて解説しています。

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治療編

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